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うう、ん。
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朝になったようだ。
カーテンの隙間から差し込む朝日で目が覚めた。
「うう、ん。
ああ、また創造神に会ったな。
恋人か……」
思ってもいなかった。
自分に愛する者が出来るなど。
「可愛い子だといいな」
コンコン
「海音、起きてる?」
「ああ、今起きた所だ」
ゆっくりとベッドから這い出て、跳ねている髪をササッと手で梳いて乱れた服を直す。
そして、部屋の扉を開けた。
「おはよう!海音」
扉の前には智也が立っていた。
「ああ、おはよう」
「朝ごはん出来てるよ!
着替えてからにする?」
智也を見てみるともう既に制服に着替えており、きちんとしていることが分かる。
「ああ、着替える」
「分かった。リビングで待ってるね」
そのまま智也は俺の部屋を出て行った。
俺はパジャマを脱ぐと、ハンガーに吊ってあった制服を取った。
どうもここの制服はネクタイを自分で結ぶようになっているようだ。
前世ではネクタイなどなかったので、これが初ネクタイとなる。
「どうすればいいんだ?これ」
後はネクタイを結ぶ所までは出来たものの、ネクタイの結び方など分からない。
「仕方ない。智也に頼むか」
いや、人のネクタイなんて結びたがらないか。
そうだ、段ボールに携帯かパソコンでもないか?
そしたらネクタイの結び方を調べることが出来る。
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