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俺の恋人 08
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ウインナーを食べる光さんを見つめる。
そして「美味しい?」と俺が聞くと「美味しいよ。ありがとう」と返ってきた。
「それならよかった」
まあ、俺は焼いただけだけど。
しばらく、静かに食べ進め、食べ終わった。
「ごちそうさまでした」
食べ終えてからは、二人で旅行の計画を立てることにした。
俺はパソコンを持ってきて、二人で見られるように置いた。
「一日目は、光さんは運転で疲れるだろうから旅館についたら、もうそこでゆっくり過ごすということでいい?」
「うん、いいよ。二日目は、旅館付近の観光でいいよね。何があるか良く分からないけど…」
「ちょっと待ってね」
そう言って、俺はパソコンでネットを開いて、旅館付近の観光地を検索すると、飲食店や酒造、温泉が出てきた。
「酒造は却下だね。色葉くんはまだ未成年だし」
真面目な光さんのことだから、飲酒させないために酒造は却下になるだろうとは思ったが、案の定そうだった。
「本当、光さん真面目だな」
「嫌?」
心配そうな顔をする光さん。
「そんな光さんも大好きだよ」
何を今更、と光さんの額にキスをした。
その真面目さが嫌なら付き合っていないよ。
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