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温泉旅行 一日目 02
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「俺を撮ってもなんの得にもならないよ」
ただ光さんのスマホの容量が減るだけ。
「そんなことないよ。だって可愛いから癒される」
「可愛くなんかないよ。あ、そこ右」
「はーい」
時間が経つにつれ、車の量が増えてきた。
もう昼だから、出掛ける人が多いんだろう。
「もう車多いね」
「あと数時間もすると、これよりも多くなるよ」
「渋滞にはまるかな。まあそれでもいいから、高速の半分走ったらサービスエリアで休憩だよ」
「了解〜」
休憩するサービスエリアに着くまでに、流れてくる曲を歌ったり、しりとりしたり、他愛のない話をした。
二人で楽しい時間を過ごした。
光さんとだから楽しいし、異性とのデートと全く変わらない。
光さんとデートをするたびに、恋愛に性別は関係ないなと思う。
ただ、それはデートだけっていうのは分かっている。
結婚も子孫を残すことも、同性同士では出来ないから。
俺はそれでも良いと思っている。
俺たちは俺たちの恋愛をしていければいい。
まあ、それは追い追い二人で話し合いたい。
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