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温泉旅行 一日目 04
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そんなこんなで、一時間休憩して、出発し、旅館を目指した。
俺たちが出発する頃には、車が更に多くなっていたから旅館には15時過ぎに着いた。
余裕を持って家を出たけど、予定より遅くなった。
それでも、お互いイライラも何もなく、ただただ楽しい雰囲気だった。
「運転お疲れ様」
「ありがとう」
車内で軽いキスをして、駐車場から旅館まで歩いた。
旅館に着き、チェックインをして、案内された部屋に入る。
部屋は和室で、布団は夕食の後に敷いてもらえるらしい。
「夕食は18時だから、それまで温泉でゆっくりしよう?光さんの背中流してあげるよ」
「それは嬉しいな。行こうか」
部屋にあった浴衣と持ってきた着替えをもって、温泉に行くとまだ時間が早いからか人が居なかった。
貸切状態で嬉しい。
「光さんってやっぱり着痩せするタイプだよね。筋肉普通にあるし」
光さんの背中を洗いながら話しかける。
本当、普段はひょろひょろとまではいかないけど、細く見える。
筋トレとかしてないはずだけど、どうしてだろう。
「そうかな?それを言うなら色葉くんもだよ。この前見たときに、意外にガッシリしててびっくりした」
「そんなにジッと見られたんだ俺…」
この前というのは、俺が熱を出したときのことだろう…。
俺は脱がされて拭かれているとき意識がなかったから、着替えさせられた服を見るまで気付かなかった。
いくら恋人同士だからといっても、恥ずかしかった。
パンツまで着替えさせてあったから、もう泣いた恥ずかしさとごっちゃになって、顔が合わせられなかった。
こうやって風呂に入るのはいいんだけど、意識がないときは恥ずかしい。
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