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温泉旅行 一日目 12
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「駄目です。セックス以外なら何でも聞きますよ」
「…キスマークつけてくれるなら許す」
ぷくーっと口を膨らませる光さん可愛すぎ。
それを見て思わずにやけてしまい、いじけた光さんにバシッと背中を叩かれた。
意外と痛い。
「いってぇ…。どこにキスマつけてほしい?」
俺の問いに、光さんは上に乗ってる俺を退かし、自分から体を布団に倒して右足を開き「ここがいい」と太ももを示した。
浴衣を肌蹴させて見せてくる姿は凄くエロい。
「大胆ですね」
「まあね。ねぇ早くつけて」
可愛い恋人の可愛い催促に従い、俺は太ももに口を這わせた。
そして、強く吸い付くと「ん…っ」なんてエロい声出されるから、俺のは勃ってしまった。
後で兜合わせでもしようかな、と思いながら、いくつか赤い模様をつけた。
「見てください…え」
つけ終わり、光さんを見上げてみると、光さんは静かに涙を流していた。
「どうしたの?」
俺は光さんに覆い被さり、涙を手で拭う。
「わか、んない…。かってに、ながれてきて…」
誘ったのに拒否?された悲しさと自分を思われる嬉しさが、ごちゃ混ぜになったからなんだろうか。
「よしよし。泣きたいなら泣いてください。大丈夫。ここには俺しかいないから」
それからは、俺の胸に顔を埋め、声を上げずに静かに泣き続け、泣き疲れて光さんは寝てしまった。
この数時間の間に二回も泣き疲れで寝た光さんを守らないと強く思った。
「ありがとう。旅行が終わったら楽しみだね」
光さんの頭を撫でて、時間を確認すると夜中の1時だった。
「まだ1時か…。トイレいこ…」
そして溜まったものを抜き、光さんの目にまた濡れタオルを被せ、隣で眠りについた。
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