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温泉旅行 二日目 05
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光さんの顎をクイっと俺のほうに向かせ、深いキスをする。
くちゅ…ちゅ…と音が響く。
俺も光さんもキスの時に声は出ないから、この静かな部屋に聞こえるのはその音だけ。
舌を吸ったり、歯茎をなぞったり、時々唾液を吸ったり、角度を変えて、口内を犯し続ける。
キスの時に、俺を掴んでいた手は、段々力が抜けていった。
「はぁ…はぁ……もっと」
「ひかさん、キス好きだね」
光さんの上に乗り、ご希望通り、「満足」と聞くまでキスを続けた。
思う存分キスをしたあと、光さんの絆創膏を貼り替えた。
そして、光さんの腕枕で寝転がっていた。
「光さん」
「なあに」
「俺も光さんのこと知りたいなー」
「皆月光です。11月16日生まれの蠍座のA型。出身は、関東。家族構成は両親と、5つ上の一卵性の双子の兄2人。好きな人は色葉くん。色葉くんの好きなところは、僕のことを見てくれるところ」
「ストーカー並みに、光さんのことジーっと見ているからね」
少し照れ臭くって、冗談を言う。
「きゃー怖い」
「棒読み過ぎ」
「ふふ。いろ大好きだよ」
「ひかさん大好き」
それから俺たちは何かするというわけでもなく、ただくっついて眠りについた。
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