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いきなりの朝勤 03
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準備を終え、バイト先に来た。
「おはよう」
「おはよ!来てくれてさんきゅー!」
「時間になったらすぐ帰るから」
残業なんかしてたまるか。
俺は光さんとゆっくりしたいんだ。
「それは俺もだよ!とりあえず、ちゃちゃっと仕事終わらせよう」
「うん…いらっしゃいませ」
朝の時間に入ることは、俺も伊織もほとんどない。
そんな二人で久しぶりに朝に入ることに不安があった。
揚げ物をあげたり、夜にやらないことを朝ではやるから。
今回はなんとかなったと思う。
事務所のテーブルで突っ伏する俺と伊織。
夜勤の俺たちが慣れない時間帯に入って不安だったからと、12時になる前に次に入る人たちが来た。
「眠い…」
「俺なんか昨日から寝てないよ。寝ようとしたときに電話きたんだから」
伊織はこのままここで寝るんじゃないかって言うくらい眠そうな声を出す。
「え…どんまい」
ゆっくりするはずだった俺もどんまいだけど。
「もう帰って寝よ…」
「帰っていちゃつこう…」
慣れない時間帯に入った俺たちは心身ともに疲れていた。
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