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きっかけ 04
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「俺にもよく分からん!あっちから告ってきたとに!」
なんかやばい。一気に飲んだせいで、アルコール回るの早い。
そう思いながらも勝手に奏のワインを奪って飲んだ。
「最初の二週間しかあっとらん!俺の誕生日におめでとうの一言もなか!ふざけんなー!」
「いーちゃんやばいよね」
「やばいな」
いきなり方言で愚痴り出した俺には日向たちの言葉が聞こえるはずはなく、俺は暴走する。
俺は立ち上がってフラフラと奏のところまで行き、奏の膝の上に乗って腕を首に回して、顔をジッと見つめる。
「ふふ」
「おい。色葉」
「えへへ」
何だか奏が段々光さんに見えてくる。
酔っ払ってしまっている俺には何が何だか分からなくなってきた。
「ひかさん好きだよ」
俺はそう言ってキスをして、気を失った。
目を覚ますと、日向たちの家にいた。
どうやら酔い潰れてしまったらしい。
目を覚ましてすぐに奏にベッドを引きずり降ろされた。
「お前酔うとキス魔になんだな」
「いーちゃんの変態」
「ご、ごめんなさい…」
酔っても記憶はのこるから、昨日自分が何をしたか覚えていた。
俺にキスをされて怒っている奏と何故か日向に謝った。
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