アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
光の浮気 02
-
「はぁ…。俺、ダサい。あーもう…」
事務所に逃げ込んでから俺は突っ伏して死んでいた。
ゆーくんは一部始終を見ていたけど、何も言わないで仕事を片付けてくれている。
申し訳ないけど、ありがたい。
「あーあ…大人気ない」
光さん、俺の態度に訳も分からず傷付いてそう。
バイト終わったら謝りに行かないと…。
「はあ…」
こんな感じで、弁当とかの納品まで過ごした。
「ゆーくん、ありがとう」
「気にしないで。ちゃんと仲直りしてくるんだよ?」
「わかった」
結局ほとんど働いてないのに、ゆーくんは怒らないで許してくれた。
次入った時は俺がゆーくんの分も働こう。
そう思いながら、光さんの家に向かった。
ガチャ…
「ただいま…は?」
なにこれ。
玄関には光さんのだけじゃなく女物の靴があった。
多分、榊さんの。
俺はイライラしながら、寝室のドアを開けた。
こういうときに臆せずに、進んでいくのは俺のいいところなのか悪いところなのか分からない。
「…ふざけんなよ」
ベッドには光さんと榊さんが眠っていた。
しかも、服は脱ぎ散らかしてあるから、着ていないんだろう。
もう事後ってこと?
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
88 / 197