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癒えない傷 04
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「いろー」
食器を洗い終わった光さんが、俺に軽くキスをして隣に寝転がってきた。
「お疲れ様」
お互い向き合って寝転がっているから、お互いの顔がちゃんと見える。
光さんの顔は少し赤い。決して風邪などではなく、光さんのが勃っているのが原因。
「ねぇ…しよ…?」
目をうるうるとさせながら、俺を見る光さんは可愛い。
「何をー?」
「セックスしたい」
光さんはモジモジとしていて、我慢できないらしい。
「したいの?」
「したい」
「じゃあ、お腹綺麗にしておいで」
俺がそう言うと、光さんはコクリと頷いて、風呂場に向かっていった。
本当はもう少しいじめたかったんだけど、あんまりいじめすぎると可哀想だから。
光さんに甘すぎる。
もっと意地悪してもいい気がするのにな。
お腹を綺麗にしてきた光さんをベッドに押し倒した。
「いろ、キスして」
そう言って首に腕を回され、顔を近づけられる。
コツンと額同士がぶつかって、そのまま見つめ合う。
「してほしいの?」
「うん」
それを合図に軽く唇を合わせた。
そして、段々深く、光さんの口のなかに舌を入れ、歯茎を撫でたり、光さんの舌をなでたり、光さんを味わう。
「ふぅ、んんぅ、はぁ…、んっ」
さっき歯磨きをしたのか、ミントの味がする。
あー、俺も歯磨きしたかった。
「はぁっ、んっ、んぅ…」
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