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癒えない傷 08
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夕日が綺麗な時間。ベッドに横たわる恋人にコップに入った水を渡す。
「はい、ひかさん水もってきたよ」
「あり、がと」
余程のどが乾いていたのか、ゴクッと一気に飲み干した。
「いい飲みっぷり」
「でしょう。ねえお風呂に入りたい」
「汗もかいたしね。ちょっと沸かしてくるよ」
そう言って、風呂の掃除をして、湯張りボタンを押した。
湯張りが完了するまで、お互い服も着ず、ベッドでゆっくりしていた。
30分くらい経つと、湯張りが完了した音が鳴った。
「風呂沸いたよ」
「いろ、一緒に入ろう?」
「入ろっか。俺が抱っこして連れて行ってあげる」
そう言って、光さんをお姫様抱っこして、風呂場に直行した。
「色葉くんってさ、相変わらずタフだね」
「でしょー?普段から鍛えているからね。着いたから椅子に降ろすよ」
「はーい」
光さんを降ろし、シャワーで光さんの体を濡らした。
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