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真面目な話し合い 06
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「光さん大好き」
「僕も色葉くん大好きだよ」
あー…幸せだ。
この見つめ合って気持ちを告げる瞬間が。
早くいちゃつきたいと思ったけど、まだメモが残っているから我慢して続けた。
「本当に男の俺でいいのかっていうことについて、他に何かある?」
「ないよ」
そして俺はメモを破り捨てた。
「次は色葉くんの抱きたいと思わないかっていうやつがいい」
「じゃあそれにしよう」
俺がそう言うと、光さんは「ありがとう」と笑った。
別にお礼言わなくてもいいのにね。
そういう光さんも好き。
「僕は色葉くんを抱きたいとは思わないよ。抱かれたい。でも色葉くんが抱かれたいなら、僕が上になるけど…色葉くんは?」
「俺は抱かれたいとは思わないかな。でもさ、毎回抱かれてて体の負担とかどうなの?」
少なからず負担がかかるのは調べていたから知ってる。
だけど、どのくらい負担になっているかは分からないから、気になっていた。
「ん〜そうだなあ。僕たちってあんまりしないから、そんな負担になってないよ。毎日とかだったら負担になると思うけど…」
そう。俺たちはそんなにセックスをしない。
週一でヤるかどうか。
あんまりそんな気分にならない。
俺も光さんも枯れてるわけではないけど普段は静かにくっついているだけで満足する。
いや、本当に枯れてないよ!
「そっか〜。それならいいんだけど、負担になってるときとか、体の不調とかはちゃんと教えてね。光さんの体は俺の体でもあるから」
「ふふ。ありがとう」
それからこのメモは解決して、光さんが破り捨てた。
残るはあと二つ。
同棲についてと、俺の遊ぶことについてだ。
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