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春 出会い 四月6
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桜視点
とりあえず話しかけてみた
なにを言えばいいのか少し迷って結局いつもどうりに話しかけてみた
「どうも~」
そのままの口調で思わず言ってしまった
「なんで人がいるんだ?」
あっ! 何言ってるんだろうおれ
彼がなんていのか少し様子をうかがった
しかし
「・・・」
「えっ、無視」
無視は少しつらいけど
「まあいいや」
彼は不機嫌そうにおれのほうに目を向けてきた
おれのほうを向いてくれたことはすこしうれしかった
そして できる限りの優しい声で目の前の彼に話しかけた
「おれ 桜 月音桜」
「君の名前は?」
そして おれは小さく微笑んだ
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