アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
犬の散歩5
-
そっとYシャツの隙間から手を入れて体を弄る。
時々ビクンビクンと優流の体はこたえてくれる。
「はぅ、んっ」
「優流は、今まで襲われたこととかあるの?」
自然に湧き出た疑問。
1年間近くも追われていれば捕まっているのでは?
そしてそのまま襲われているのでは?
そう考えると無性に腹が立ってきた。
まるで自分の大切な何が知らないうちに誰かに壊されていたように。
「1回…だけ…」
「ないよ。」その答えが聞きたかった。
ちょっとした失望感とともに何かを失ったような。
「っ……どんな風に。」
「いきなり、部屋に引き摺り込まれて、服を脱がされたって思ったら、何人にもあちこち舐め回されて、」
カタカタと震える体。
目線は横にあるテーブルの方。
その時のことを鮮明に覚えているのだろう。
目の端から溢れ出る涙。
自分でも酷いことをしているのは分かる。
トラウマをほじくり返しているのだから。
だけど、いずれは当たってしまう壁なら今のうちに当たっても同じ事。
むしろその時まで隠していたという罪悪感に押しつぶされずに済むだろう。
「それで。最後までヤったの?」
「うん…イってもイっても交代交代で、何回も、」
「俺は怖くないの?」
「陸希は、優しくて、温かいから怖くないよ。こういう風に触られると奥の方がキュンキュンしてね?もっと触って欲しいって思っちゃうの。」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
15 / 46