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邪魔者7
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優流は訳が分からないと言いたげに目を瞬かせていた。
「ねぇ。どうして私じゃダメなの?」
「いいも何も血がつながってるだろ。」
「じゃあ、家の中だけならいいでしょ?ほら、私お兄ちゃんの好みじゃない?」
どこがだ。
俺は、希羅を可愛いとは思っても恋愛的な意味で好みだとは思ったことは無い。
むしろこんな女とは恋愛したくないと思う。
「陸希君大丈夫?」
「お兄ちゃんは大丈夫です。ね?だってこれから沢山エッチなことしてくれるんだしね?」
「バカ言うなよ…」
隙を見つけてすぐに希羅から距離をとる。
距離を取られた希羅は頬を膨らませた。
「もう遅いから寝ろ…廊下出て左側俺の部屋だから。」
「意味わかんない…」
それは俺の台詞だ。
親は妹の言葉をまだ冗談だと思ってるし。
早くどうにかなんないかな。
そう考えてると希羅は黙って俺の部屋に入っていった。
「陸希君、俺の部屋に来るの?」
「ん?だめだった?」
「ううん。嬉しいよ」
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