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一つ一つ4
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結構面白い内容の本だ。
こうやって半分読み終わるまで夢中になりすぎていた。
「あー…ごめん。優流。そんなになるまで放っておくつもりじゃなかったんだよ。」
疲れきったように肩で呼吸をしている。
そっと頭を撫でるといつもの様に頭を擦りつけてくれて微笑ましく思える。
「疲れたね。夕飯軽く済ませて寝よっか。」
そうやって提案してやるとゆっくりと頷いてくれた。
すぐに軽めのものを用意して食べて、食べさせて。
ゆっくりと風呂に入ってベッドに入った。
優流が、寝落ちるのにそう時間はかからなかった。
本当に申し訳なかったな。
それでもさっきの乱れ用にゾクゾクと来たのは事実だ。
……我ながら性格が悪いな。
自覚があるなら直せばいいのに。
直したら俺が変わってしまうということだ。
優流はそれでも好きでいてくれるのだろうか。
こんな俺だからこそ好きでいてくれているのだろうか。
今更不安なっても仕方ないか。
「おやすみ…」
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