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求
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ぁあ、あ。
き、きも、ち、ええ…
―ああ。
んっ!
せ、静っ!!
そ、そないにしたら…
たまらんって。
あっ、ソコっ!
あ、あっ!
も、出てまうって!!
ぁ、ひっ!
メチャメチャ、イイっ!
ごめっ、先イ、イ…ッ!
「くっ!!」
エロい夢、の後には
よう知ってる例の生温い感覚がマッタリと…。
―アカン!
こうなったら、ウカウカしとられへん。
ソロッと寝床を出て、シャワーを浴びたついでに、下着をこれでもかって位、カンペキに濯いだ。
けど、まだ気は抜かれへん。
―布団やシーツへは、付かんかったやろか?
チェックするついでに、窓を開けて換気
…って
ココにはオレ以外、誰も居らんのやった。
―はぁ。
焦って損した。
オレはその場に、ガックリ膝をついた。
―もういっぺん寝たら
今度はエロ抜きの静に、会えるやろか?
なんて考えて、寝床へ戻って布団に抱き付いてみた。
―ん~。違うなあ。
もっと、こう…
硬いんやけど
ピッタリ合わさった感じが何とも言えん
安心感てゆうかな…。
―今すぐあの腕に、ギュッてされたいなぁ。
なんて、こんなオッサンが、考えてるやなんて、キモい意外のナニモノでもないけどな…。
―アカンな。
静が、足りへん。
そろそろ、ちょっとヤバい。
―連休は、暇やろか?
あー、でも飛行機がなぁ…
一応、メールするだけ、してみよか。
えーっと…
なんか、うまい誘い文句は、ないやろか?
―あっ!そうや!!
『後楽園の桜が、咲いたらしい。観に来ないか?』
送信、と。
すぐさま鳴り出したスマホは〈着信〉やった。
「も、もしもし?」
「和泉。」
「…静。」
心臓がバクバクし始めて、喉がカラッカラになった。
その一言を言う為に、オレは大きく息を吸った。
「あ…、あいたい。」
「解った。待ってろ。」
次の日。
オレたちは、それぞれ同じ時間に、別のルートから後楽園を目指した。
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