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21.
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それから猫は気分屋なのか来る日と来ない日があった。
――――――――…
その日は知らない奴にぼこぼこにされたので休もうと思い中庭に行った
そしたら先客がいた。
本を顔にのせてスースーと寝息をたてている
赤髪の大きな男。
ネクタイを見るとひとつ年上の先輩ようだ
その隣にいる猫
たまにくる三毛猫のようだ。
赤髪の男に寄り添って一緒に寝ているようだ
飼い主なのか気になりジーと見ていると
赤髪の男が俺の気配か視線かに気付きピクリと動く
起きたようだ。
俺はその場を後にするために踵をかえそうと思ったとき...
本が男の顔から落ち、目ががっちりと合ってしまった
「あ...!」
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