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委員長×不良 2
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教室に行こうと促してもなかなか動こうとしない拳人をどうしたものかと眺めていると拳人が何やらボソッと呟いた
「子供…僕子供に戻りたい」
「はぁ!?なにを言ってるんですか」
「だって…吟多(うた)とまた遊びたい、吟多委員長の仕事忙しい……遊べない…」
私は驚きで固まってしまった
「金髪にしたら吟多構ってくれた」
嬉しそうに話だす拳人
確かにいきなり金髪になった幼なじみにびっくりしてどうしたのかと話をしたことはあった
またボソッと話始めた拳人に耳をすます
「はじめ、てサボったら吟多迎えに来た……嬉しい」
……毎日のようにサボっていたのは私の迎えを待っていたと
「吟多…僕、と遊ぼ…?」
「はぁ…拳人は僕と遊びたかったのですか?」
「…うん」
「だったらちゃんと授業に出てください…そしたら放課後2人でまた遊びましょう」
「…っ!コクコク」
嬉しそうに頷いた拳人を見てしょうがないと思いつつマイペースな幼なじみとの放課後を楽しみにしている自分がいた
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