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1月2日
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そしてやってきた1月2日。
夜中に手出しそうだからと、俺は自分の部屋で寝ていた。
俺を起こしに来た洋介さんは
「今日やってるラブホあったから予約しといた。車出すから準備しろ」
「え、まだ朝の10時だけど…」
「11時から予約した。1日ヤリ放題だぞ」
「嘘でしょ…」
今日が命日になるかもしれないと思った。
てか、よくそんな恥ずかしいこと言えるな!
もうちょっとオブラートに包んでよ!
…でも、1日中いちゃいちゃできるのは悪くないけど…。
「斗真、なに考えてんの?顔赤いよ」
「な、なんでもない。着替えるから出てって」
「なんで?」
「『なんで?』!?普通恋人が着替えるの見る!?」
「着替えってか、もうお互い全部見てんじゃん」
た、確かにそれはそうだけど!
「そういう問題じゃない!下着も替えたいし、見られたくない!」
「まあまあ、俺のことは気にしないで着替えてよ」
「だから…」
「予約11時からだよ?間に合うかなあ」
変態クソ親父…!
なにを言っても無駄だ。
俺は泣く泣く着替えることにした。
「あ、あんま見ないでよ…」
俺は私服を用意してからパジャマを脱いだ。
「斗真、脱ぎ方エロいな」
洋介さんがまじまじと見てくるものだからパンツが脱ぎづらい。
俺はベッドの反対側に移動し、洋介さんから見えないようにしゃがんで履き替えた。
「あー!それ反則じゃないすかー」
「なにが!なんの反則!?もう、うるさいな」
急いで私服を着て髪もセットして、準備が終わった。
「はい、お待たせ」
「うん。じゃあ行こうか」
ラブホとか2人暮らしだからほとんど行かないから、すごい緊張する。
だって、ヤるためにわざわざホテルの一室借りるんだよ。
それ目的でホテルに行くのってなんか、エロいよね。
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