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逸「センセー」
和「おお!藤谷か!今日も可愛いな!」
逸「キモいからやめてくんない?」
このいきなりキモい発言をしてきたのが、この学校の名物、変態和ちゃんだ。
俺は「センセー」って呼んでる。本気でキモいから。
逸「センセー、俺、文化祭の女装コンテスト出ようと思うんだけど」
和「藤谷が?!」
逸「うん」
和「何を着る予定なんだ?藤谷は背が低いし細いからなぁ…!何でも似合うぞ!」
逸「あ、そう。じゃぁ、この事言いに来ただけだから教室戻るね」
和「あぁぁ待ってぇ!」
うえっ!!!
なんつー声出してんだ、気持ち悪い!
逸「…なに」
和「家来い!」
逸「何するつもりだ」
和「藤谷は優勝候補だ!どんな格好が似合うのか、家で色々と着てほしいんだ!」
ちょっと待て
逸「鼻血垂らしながら熱弁してる所悪いけど、アンタ女装グッズ持ってんの?」
和「モチのロンでモチロンだ☆」
え、待ってキモい。誰かコイツ捕まえて
和「青ざめてる藤谷も可愛いな…付きあおう」
逸「セクハラで訴えんぞ、変態教師。」
和「ははっ、酷いなぁ」
逸「うるせ」
和「じゃぁ、帰りのHR終わったあと、校門で待っておくように。ほらチャイム鳴るぞ!急げ急げ?」
俺は、無言で職員室を出て行った。
ヤバイなあのセンセー。
頭大丈夫か。
ー放課後ー
和「逃げると思ってた」
逸「俺が約束事で逃げる奴だと思ったか?」
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