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婚約者…いたんだ
綺麗な人だったなぁ
スタイルが良くって、髪の毛サラサラで、巨乳でまつ毛長くて唇プルプルで肌も綺麗で…二重で黒目が大きくて…
自分が子どもっぽい事を思い知らされた。
何だあの人。完璧じゃないか。
ムカツク…
和貴には勿体無い。
ムカツク…
いきなり尻に敷いちゃって。
何よりムカツクのは…
和貴が婚約者の事を黙ってた事だ。
俺と付き合ったのは何だったんだ?
遊び?
遊びだったら何であんな…
優しくしたり、キスしたの?
マジで嬉しかったのに…
看病とか、服とか…
嬉しかったのに…
和貴の事が嫌いだったけど、好きになれてよかったって…
やっと思えてきたとこだったのに…
信じられなくなっちゃった…
仍の事も信じられないし…
俺、誰に頼ればいいのか分かんない…
逸「バカ」
和「逸也…」
逸「もう顔も見たくない」
嘘。
毎日会いたいよ。
変態だけど大好きなんだよ。
抱き締めてほしいよ。
顔…見たいよ…
逸「和貴なんか…好きになるんじゃなかった」
嘘の言葉ばっかり並べて…
勝手に自分を苦しめて…
目尻の奥がすっげぇ熱くて…
鼻がツンとして
泣いちゃダメだって分かってる。
分かってるけど、涙が止まらなかった。
こんな短い間でも、ちゃんと好きだったんだ。
初恋って、やっぱり叶わないんだ…
先生と生徒の恋愛とかふざけてる。
禁断の恋なんて、すぐに散って地に落ちて、腐って消えるんだ
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