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やっ…*
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「んっ!ん…はぁ、はぁ…」
僕の身体の力が抜けて、暑くなってくる頃一樹は僕から口を離した。
僕は、名残惜しそうにその温かい舌を自分の舌で追ってしまった。
「一樹…?」
一樹はニヤリと妖しげな笑顔を向けた。
「俺とのキス、気持ちよかったろ?」
「ちっちがっ!////」
僕は赤面しながら否定した。きっと、意味もないんだろうな…
「違くはねえだろ?だって、」
一樹の右手が僕の下半身に伸びてきて、もう硬くなったそれを服の上から愛でながら、僕の耳元でわざと息がかかるように言った。
「こんなに身体は欲しがってるんだからよ。」
「っ⁉︎/////////」
ちゅっ…
「な、一樹⁉︎/////////」
一樹は僕のそれを撫で回しながら首に口付けを落とす。
「あっ、は…」
いつもと違う。
このくらいじゃいつも感じない筈なのに…
一樹が相手っていうだけで全身が性感帯になっているようで、僕は必死に抵抗した。
すると…
グイッ
「え…?」
「だーめ?暴れんな?」
両腕を頭の上で1つにまとめられた。
「ねえ…悠?お前の名前ってどうやって書くの?」
嬲られてとろけそうな唇を必死に動かし吐息混じりに答える。
「悠々…じ、てき、ん…のゆ、う…」
「へー。俺の苗字の悠と同じじゃん。じゃあ、ユウちゃんだな。」
「ちっ違ぅ…はる、か…ん///」
「はいはい。ユウちゃん。」
すると僕のズボンのチャックが開かれて、しっかりとした指が進入してきた。
「あ!や、やめっ!やめて!一樹!」
「やめない。」
一樹はいかにも楽しそうに、僕の感じている顔を眺めている。
「だ、駄目なの!これ以上は!じゅん、びが…出来て、ない…から!」
「は?準備?」
疑問に染まった顔をしてこっちを見る。動かす手は止めてくれた。
相変わらず、僕の手を放してはくれないけど…
「スる時は色々準備があって…まさか、学校でされるとは思わなかったから、今日は準備出来てない…の…」
「は?じゃあ、今日は出来ないって事?」
一樹がイラついているのが見てわかる。
「う、うん…」
「まあ、俺には関係無いから。」
一樹は無理矢理続けようとした。
「や!本当に!やめて!お願いっ!」
目一杯僕を睨みつけて
「チッ…」
冷たい舌打ちをして、手を放した。
「ったく…使えねーな…」
ズキ…
胸に槍が刺さるようだった。
「ごめんなさい…」
「次から準備して来いよな…」
そう言って一樹は僕に背を向けた。どんどん1人で歩いて行く。
「うん…」
聞こえるか聞こえないかくらいの声で返事を返す。
身体からは力が抜けた。あぁ、怖かった…恐ろしかった…奴になんでだろう。すごく残念。嫌だった筈なのに、そのまましてくれればよかったとか思ってしまう。
僕は汚れてるんだろうな。
一樹。君もね。
背の高い一樹の背中が、小さく見えた…
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