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独りで…*
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10月1日(火)
昨日は大変だった。まさか一樹が学校で襲ってくるなんて…
-使えねーな…-
ズキン…
今でも思い出すと胸が痛くなる。張り裂けそうだ。一樹と出会ってから、僕は変わりすぎてしまった。
今日はぐっすり眠れなかった。昨日の一樹が頭から離れなかった。気のせいかいつもより早く目が覚めてしまった。
6:00か…
なんでこんな時間に起きなきゃいけないんだ。もっと寝かせてくれ。
しかし、僕の身体はもうすっかり覚めてしまってい て、もはや目覚めを拒むのは天邪鬼なこの感情くらいだった。仕方ないと起き上がった。
「寒っ⁉︎」
急いで布団を被った。
なんか最近寒くなってきた気がする。ついこの前汗だくで体育祭やったのに。もう夏も終わりなんだな。
そう言えば、一樹と知り合ったのも体育祭か…
-こんなに身体は欲しがってるんだからよ-
不本意ながら、昨日のことを思い出してしまった。一樹のあの深く甘く妖しいイケボ、もといエロボが脳内で再生される。
モソモソ…
⁉︎⁉︎
布団をめくりと、脚と脚の間のパジャマを僕のそれはグイグイと突っ張らせていた。
思い出すだけで反応しちゃうなんて…
もう1度布団を被った。
「収れ…収れ…」
寝起きという事もあり、1度勃ち上がったそれはなかなか収まらない。仕方がないか…
「んっ、ふっ…はぁはぁ…」
ズボン手を入れて、パンツの中のそれを自分の小さな掌で包み込む。そして、上下に擦り。
「あっ、はぁ…いつっ、きっ…一樹…」
脳裏に彼の艶美な笑みが浮かぶ。
「あ!はぁ、はぁ…」
自然と手の動きが速くなる。
声が大きくなる。
その形に沿うように、しなやかに指を動かして自分の良いところを扱く。
亀頭の先端をくるくると指でなぞると、腰が疼いてビクビクする。
カリの根に皮を引っ掛けると、喉がへばりつくような声が出て思考がどこかへ行く。
裏筋をツーっとなぞると、全身に感覚が走り射精感を催す。
知っている。全部知っている。自分の良いところは全部分かっている。そこを一樹に弄ってもらう事を妄想しながら、手を動かす。
本来1人ですることは好きじゃ無い。孤独感が背を追ってくる。寂しくなる。哀しくなる。惨めになる。
だけどもう、そんな事まで考えが回らなくなっていた。
「あっ、アッ!イく…一樹…イく!はぁはぁ…」
背に、額に、首筋に。冷たい汗が伝う。火照った身体を冷やすのはちょうど良いくらいに。
あぁ…来る…視界がチカチカする。黒と白の斑点が目の前を点滅する。
「一樹!いつっき!あぁっハァ…イく!イッ、く…あぁ!」
-悠…可愛い…-
「っ⁉︎///」
汗だくになり布団をぐしゃぐしゃにして、僕は果てた。イく寸前、一樹の声が聞こえた気がした。
パンツの中は、白い液体でびちゃびちゃになっていた……
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