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真宵Side
「なあ、マジでココに入るのかよ……
男3人だぞ、メスゴ……女性ならまだしも。
男3人って」
「真宵……心の声漏れかけてるぞ」
「柚寿」
「なに。」
「光葉とふ「僕に聞いたのは真宵だろ」」
俺達の目の前には、メスゴリラが喜びそうなスイーツバイキングの店。
隣には、目を輝かせた光葉と俺に哀れな視線を向ける柚寿。
光葉の奴……さっきまでボロ泣きしてたくせに。
絶対、映画の仕返ししやがったな。
「真宵、そろそろ入らない?
僕、お腹空いたんだけど」
「もうちょっと待て。
腹を括らせろ……」
「いやいや、店入るだけなのに腹括る必要ないだろ……」
的確なツッコミをしてきやがるな、柚寿の野郎。
サンプルのケーキ見ただけで吐きそうになってるって言うのに。
「……吐きそ」
「お腹の空きすぎで?」
「光葉……今日の夜覚えておけよ。
根こそぎ搾りとってやる」
「ひっ……」
サッと柚寿の後ろに隠れる光葉。
いやいや、夜って言ってるだろ。
今、隠れても意味ねーつうの……
「真宵、俺もそろそろガチで腹減ったんだけど」
「……分かってる。
だから、あと10分待て」
「いや、なげえよ」
俺は柚寿に引きづられる形で店の中に連れていかれた……
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