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う゛ぅ‥‥
太陽が眩しすぎる‥‥
真宵や柚寿が着る様な今どきの服装させられるし‥‥
前髪は上げられるし‥‥母さんに。
駄々をこねまくって、なんとか眼鏡は許可してもらったけど‥‥
お洒落眼鏡だし‥‥もちろん伊達眼鏡。
結果、僕は真宵に手を引かれ唸りながらショッピングモールを歩いていた‥‥
「おい、真宵。
洸葉、唸ってるけど」
「ほっとけ。
コンタクト、服装、前髪が嫌なだけだから。」
しかも、何故か柚寿まで一緒にいるし。
それに唸ってる理由はそれだけじゃないし。
「‥‥今日は1日寝るつもりだったのに。」
「俺が許すとでも思ったのか、甘い」
「‥‥ふん」
僕は拗ねてそっぽを向く。
向いたところで誰かにぶつかる心配はない。
手を引かれてるからね‥‥だ!!!
「‥‥こんな時まで痴話喧嘩するなよな。
悪目立ちする」
「‥‥柚寿はどっちの味方だよ!!」
「どっちの味方とかじゃねぇだろ、洸ちゃん」
「だから、その呼び方をするなっっっ!!!」
「真宵‥‥いい加減、洸葉を煽るな。
洸葉も‥‥真宵の相手するなよ」
‥‥柚寿に窘められる。
「で、真宵。
まずはどこに行くんだ?」
「あ?‥‥
決めてなかったな、どこがいい?」
「質問を質問で返すなよな‥‥」
真宵と柚寿が行き先について話してる間に、近くにあったソファに腰をかける。
‥‥ボーッとしながら、2人を眺めていた。
「‥‥やっぱ、かっこいいよな」
心の奥底にある想いが口から零れた‥‥
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