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いろんな色の。
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自宅に戻り、ご飯を食べる事になった。
今の時間は午前6時。
主に、
そんなにお腹は空いていない。
と言おうとしたが、何故かあまりにも嬉しそうにご飯の用意をするので断れなかった。
「さて、食べようか。」
メニューは、クルトンの乗ったコーンスープに、ふわふわの小さな丸いパン、そしてサラダ。
「「いただいます。」」
……コーンスープ…物は知っていても、こんなに黄色い色だとは思ってなかった……本当に食べ物なのかな……
「えと……嫌い…だったかな…?」
僕があまりにもスープをじっと見つめているので、主は少し戸惑ってるようだった。
「あ、いえ…色が…綺麗…?な色だな…と。」
「そ、そっか…あ、そうだ、パンにつけたりすると美味しいんだよ」
ニコニコしながらお手本を見せてくれる。
僕は見様見真似で食べてみる。
「熱ッ…!……けど、美味しい…」
「良かった…色スゴイから最初はビックリしちゃうよね」
そんな会話をしながらゆっくり食べた。
主は本当に僕に色んな色のご飯を見せてくれた。
……流石に青色のご飯は主も無理みたい…。
ご飯のことを話終わると、主はお風呂に入ろうかと僕を誘った。
…正直お風呂は怖い。嫌なことを思い出す。
けど、頑張って入ることにした。
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