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お兄たち二人に「手紙書くからね」とか、「携帯あるだろが」とかいわれながらも、どうにかこうにか学校までつくことができた。
まず、学園の門のすぐそばの掲示板に張り出されたクラス名簿をみた。
僕はB組であることを確認してから、Bの教室に入った。
もうすでに人がたくさんいて、いくつかのグループもできつつあった。
小学校から中学校での6年間、ほとんど持ち上がりで過ごしてきた僕は、今更友達の作り方なんてわからない。
どうやって仲良い子増やしてたの変わらなくて焦ってたら、いきなり肩を叩かられた。
「ひゃっ!」
「わっ!」
いきなり声をかけらえれた上に触られたことで、俺の反応が異常にでかくなってしまった。
どうやらそのせいで、声をかけてくれた彼の方も驚いたようだった。
「あ、いや、突然ごめんな?ちょっと話してみたかっただけなんだけど…。ごめん。」
あっ……。違うのに。嬉しかったのに。
「あのっ、」
勇気をかけて話しかけてみた。
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