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犬猿の仲?
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「珀ー」
「なに?」
「天使と喧嘩すんなよ?」
「さぁなー。…ってか、天使ってなんだよ」
あ、やべ…癖で…
「なに、クロはあいつのこと天使と思ってんだ?」
「ちげーよ」
「ふーん」
「あだ名っていうか…そんな感じで呼ぶことあるだろ?俺だってお前に『クロ』って呼ばれてるし。」
「そりゃそうだけど、天使はないだろ。俺はクロの苗字が烏丸だからそう呼び始めただけだし。
天使って思ってるから天使なんだろ。」
やっべー、怒ってる…
あ……これって…もしかして…?
「珀、お前ヤキモチ妬いてんの?」
「なっ、べつにそんなんじゃねーよ!!」
「ほー」
「なんだよ…」
これはヤキモチだ…確実に…
今までこんなことなかったのに
…可愛い
「可愛いなぁー珀ぅー♡」
「や!?やめろ!!キモイ!!抱きつくなああああ!!」
いやぁ、天使のおかげでこんな可愛い珀が見れるとは…
玲「こんな時間からイチャつくなよ、暑苦しい。」
珀「あ゛!!てめぇ!!なんでお前が『天使』なんだよ!?」
玲「そんなん知るかよ。烏丸が勝手にそう呼んでんだから。」
おー、怒ってる怒ってる
可愛いなー
谷「こらこら、よしなさい。こっちにおいで」
玲「わっ!?おっさん!!離せよ!!」
天使をお姫様抱っこする谷口。
そしてバタバタ暴れる天使。
玲「はーなーせー!!」
珀「ぁあ!!まだ話は終わってねぇぞ!!逃げんなー!!」
なんでこいつらはこんなに仲が悪いんだ…
「お前もこっちに来い。」
「は?なんで…俺はあいつに聞きたいことが!!」
「いいから来い。」
「おわっ…」
用意された俺らの部屋に珀を引っ張って連れていった。
珀の目は少し光だけ見えるようになってきているらしい。
このまま順調にいけばいいが…
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