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仲良くしてみる?
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俺と珀が…双子の兄弟。
俺の…家族?
「大丈夫?」
「うん、まぁ」
「そっか」
「あいつにはまだ黙っとく。」
「……わかったよ。」
帰りの車の中で複雑な気持ちになる。
俺の…兄弟…か。
普通の兄弟って何話すんだ?
何したりするんだ…?
いつものように玄関で靴を脱ぐ
烏丸が立っていた。
隣には 珀…
珀「おかえりー」
玲「た、ただいま…」
烏「珀があんたと仲良くするってよ。」
玲「は?なんで急に…?」
珀「なんとなく…」
玲「あっそ…」
谷「よかったね♪」
なんでこのタイミングで?
ほんとこいつの考えてることはわかんねー…
おっさんはニコニコしてるけど…
まだ焦点が合っていないのかちょっと違うところを見てる気がする。
烏「少しお前らだけで話でもしてみろ。」
玲「はぁ!?」
谷「お互いを知らないと仲良くもなれないからねぇ。」
珀「俺はべつにいいけど。」
玲「わ、わかった…。なんだよもう…」
谷「あっちの部屋は空いてるよ。」
珀「んー。行くぞー。」
玲「ちょ、まだまともに見えてねぇんだから1人で歩くなよ!!」
ったく…世話の焼ける…
谷「ふふふ…可愛い。何をしたんですか?」
烏「特に何も。急に『仲良くしてみる』って言い始めた。」
谷「どうしたんですかね。にしても…なんか微笑ましい。」
烏「可愛いな、あいつら。」
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