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おじさん、困っちゃうなぁ。
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玲於が床の上でそのまま寝てしまっている
その乱れた体を見て…
「やっちゃったぁ…」
この子に手をだすつもりはなかったのに。と少し後悔している。
しかもかなり年下だし…
ただ、玲於があまりにも可愛くて
俺のことを誘っているように見えてしまって…。
これはやばい…。
自分が欲に負けるとは…。
犯罪だ…。
俺の下ですやすやと眠っている玲於は
目が覚めたらどんな反応をするんだろうか。
俺はこの子を幸せにしようとしてたはずなのに…
初めてキスをしたとき
この子は顔を真っ赤にして
目をギュッ瞑って。
体は少し震えていて。
たまに甘い吐息を吐いた。
それがたまらなくて…可愛いすぎて…。
あぁ…どうしよう。
俺としたことが…。
「…ん、…おっ…さん…」
か…可愛い……
寝言…かな?
何なんだろうか…この子の可愛さは…
なんでこんなに可愛いんだろう。
まさか、俺がこんな若い男の子に…恋を……?
いやいや、そんなはず…ない…と思うんだけどなぁ…。
困ったなぁ…。
どうしようか…。
まず、目が覚めたらこの子は俺のことを拒絶しないだろうか?
普通に考えたらここから出ていってしまうだろう。
ぁぁぁあ、どうしようー…
幸せにするって決めたのに。
いやぁ…ほんとに困った。
とりあえず、こんなところに放置しておいたら風邪を引いてしまうな。
軽い体を持ち上げ
ベッドへと運ぶ。
布団をかけ寝かせ、俺は自分の部屋へ向かおうとすると
ギュッ
「…?」
服を掴まれた。
「おっさ…ん…、行かないで…」
「………。」
全くもう…
こんなおじさんをこんなにも困らせて…
何なんだ君は。
ベッドに入り
抱きしめると玲於は「へへっ」と、満足そうに笑い
俺の服をギュッと掴んで眠っている。
「ほんとにもう…」
チュッ
きめ細かい肌にキスをして。
もう…本当に君を好きになってしまったかもしれないよ。おじさんは。
こうなってしまったのは君のせいだから。
嫌がらないでね?
それこそ困ってしまうよ。
こんなに甘えられて、求められて。
最初から今までできなかった分、俺が親になってさせてあげようって思ってたけど
ちょっと違う感じになっちゃったなぁ。
これじゃ親じゃなくて恋人だもの。
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