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負ける。
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スーツの男が2人。
おっさんの部屋に土足で上がり込んできた。
「なんだ。お前は。」
「は?てめぇらがなんだよ!?」
また男は2人で何か話している。
柄の悪い奴らだな。
こいつらはおっさんの知り合いか?
それとも強盗!?
いや…強盗ならこんなんじゃねぇはず…。
「でてけよ!!」
「うるさい餓鬼だな!!」
「いっ…!?」
腹を蹴られ俺の足はふらついた。
そして髪を掴まれ
引っ張られる。
「なんだこの餓鬼は。」
「さぁ。でも谷口のところにいるということは、それなりに関わりがある奴なんだろ。」
また2人で喋ってる。
餓鬼餓鬼うっせぇんだよ。
ナメんな糞共。
髪を掴んでいる男を俺はキッと睨みつけた。
「ははは。なかなか肝が座っているなー。」
ケラケラと笑いながら
嘲るように俺を見る。
「うっ……。…がっ、…」
何度も蹴られた。
靴を履いたままの足で。
くそ…いてぇし…。
「おーおー、さっきまでの威勢のよさはどうした?」
「うるせぇ…でていけ!!」
起き上がり殴ろうとするも
後ろからもう1人の男に殴られる。
頭の中が揺れた。
クラっとし、その場に膝をついてしまう。
その時、1人がナイフを取り出し俺に突きつけた。
「人を見て行動した方がいいぞ?くそ餓鬼。」
「や、やめろ…」
「肌が白いなぁ。」
嘲るように笑い
俺の服をナイフで裂く。
たまに肌にあたり肌まで切れる。
動こうとすれば殴られ、切られる。
せっかくおっさんに買ってもらった服なのに…
もうズタズタだ。
くそ…こんな奴らに…。
悔しくてたまらなかった。
こんな奴らに負け
おっさんから貰ったもんもこんなんにされて。
「くっ…」
「白い肌がもう赤くなってるなー。痣になるかもなー。」
俺の殴られ、切られた裸体を見て男達がケラケラ笑う。
上の服だけかと思ったらズボンまで切りやがった。
「やめろよ!!…くそっ!!」
「おとなしくしろ。」
「い、嫌だ!!やめ!!ぐ…」
強引にケツを持ち上げられ指をねじ込まれる。
痛くて…痛くて…
おっさん…助けて……。
「ぁぁああ゙!!い、いてぇ!!やめろ!!抜いてくれっ!!」
「いい反応だな。お前は可愛い。」
今度は男のモノが強引にねじ込まれ
そのまま突かれる。
いてぇ…いてぇよ…おっさん…。
「うっぐっ…ぁあ゙っ、い、っ…」
「いいね。気持ちいい。お前を連れて帰りたいところだが、それじゃ餌にならないんでね。」
「や、やめ…ろ!!」
うつ伏せだから反撃も出来なくて
1人には殴られ、蹴られ
もう1人には突かれる。
体が壊れちまう…
俺はこのまま死ぬのか…?
…怖い。
今まで感じたことがなかった死への恐怖。
おっさんと出会ってから俺の中の何かが変わっていっていて…
今回はそれが仇となったのか…なんなのか。
逃れようとしても逃れられない恐怖。
いくら助けを求めても
誰も来てくれない。
ましてやおっさんなんて。
「ぁあっ、イくっ!!」
「やだ!!やめろっ!!うぁぁあっ!!」
男のモノが俺の中で脈打つ。
こともあろうにこの男に中で出されてしまった。
べつに妊娠するとか、俺は男だからそこは考えてないけど
気持ち悪い。
見ず知らずの男の精液が俺の中に流れ込んできて。
いっそこのまま殺して欲しい程だった。
男達はボコボコになってあちこちから血も出ている俺を放置し
部屋から出ていった。
耳元で
「ご馳走様でした。」
と、言い捨てて。
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