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どうするおじさん2人。
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(とりあえず寝て…戻らなかったらまた考えましょう。)
(そうだな…)
とりあえず寝ることにした2人。
お互い背を向けあって。
一時間半後。
「ふぁーあ…」
「…………。」
「…………。」
「戻りませんね。」
「っつかさ、今更だけど俺の声でその喋り方やめてくれよ。」
「そんな細かいこと気にしてる場合じゃないでしょう。」
「まぁそうだけどよ…」
寝ても結局戻らなかった。
どうする。
「玲於ー」
「んー?」
布団の上に座ったおっさんの1人が呼びかけると
玲於はすぐに来てくれた。
「戻ったかー?」
「戻ってないよ。」
「いつ戻るんだよ…」
「わかんねぇ。」
困ったような、不安そうな…そんな顔をする玲於。
「まぁ…そのうち戻るだろ。天使、俺とデート行こ。」
「烏丸さん。」
谷口の圧力。
見えないはずの何かが見える気がする。
「でも気分転換にどこか出掛けるのはいいですね。」
「どこかってどこだよ?」
「玲於はどこか行きたいところはないかい?」
「特に…」
結局、どこにも行かず
家の中にいることになった。
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