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酒。
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なんか苦しくて目が覚めた。
なんだ…この感じ…
心臓の鼓動が早くなってる。
「…はぁ……はぁ…」
息も切れる。
それに…頭もなんかぼーっとする。
やっぱさっきのは酒だったのか…?
でも喉が焼けるような…そんな感じはしなかったから
酒だったとしてもそれ程強い酒ではない。
なんだ…?なんなんだ…
起き上がり壁を背もたれにして座る。
体がじんじんする。
…?……たってる…。
なんで…
しばらくしてまた一人男が部屋に入ってきた。
「効いてるみたいだなー。追加だ。飲め!!」
俺のところに近付いてきたと思ったら
口を開けさせられ、ウィスキーボトル程の大きさのビンに入った液体を飲まされた。
そのまま口に突っ込まれて。
「ん゛ん゛ー!!んぐっ…ん゛!!」
口の奥まで入っているため
飲まなければむせてしまう。
苦しい。
「いい飲みっぷりだ。」
不気味に笑っている男の顔が見えた。
俺は今…何を飲まされてるんだ…
「…げほっ…げほっ……ぉぇ…」
甘ったるい液体を一気に飲まされ吐き気がする。
力が入らない…
さっきよりも心臓の鼓動が早まってる。
男はそんな俺を見てまた部屋から出ていった。
なに…
「はぁっ…はぁっ…ぁ…」
体が…熱い…
苦しい…
全身が…脈打ってる…
助けてくれ…
どんどん悪化してく…
「ぅ…ん…ぁ…はぁっ…ぁ…」
無意識に変な声が漏れてしまう。
時間が経つにつれ
どんどん体の自由がきかなくなっていく。
遂に座っていることも出来なくなり
その場に倒れ込んだ。
体、熱い…なんで…
何もしてないのに体がヒクヒクする。
ヒクつく体が止められない。
酒じゃない…なんかの薬だ…
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