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時計の秒針。
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おっさんが寝てからもう2時間経った。
余程疲れていたのか何をしても起きない。
そんなおっさんの横で布団も敷かず眠った。
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ん…寝ちまった…
「うわっ…」
ぱっと目を開けるとおっさんが俺の顔をじっと見つめていた…
「お、おはよう…」
「おはよう。布団敷いて寝なさいって言ったのに。」
「おっさんと…寝たかったから…」
「布団に入ってなかったよ。風邪ひいたらどうするの。」
「おっさんが無視して寝たんだろ…」
「無視なんかしてないよ。」
「………。」
カチッカチッ…と時計と秒針が響き微妙な空気になった。
「…で、おっさんは何してきたんだよ?」
「何もしてないって言ってるでしょ。」
「嘘つくな。」
「………。」
「…アイツ等の所に行ってきたんだろ?」
「………。」
「…殺ったのか……?」
否定しろ…
殺ってないって言え…
どうしようもない不安が俺を掻き立てる。
「いいや。」
「ほんとか…?」
「殺してはいないよ。」
「やっぱ行ってきたのかよ…。何してきた…もう全部言えよ。」
「…………奴らの所に行って向かってきたやつはとりあえず気絶させた。」
「………それから?」
「……2人は2度と元の顔には戻らないようにして、玲於にあんなことしてたやつは…」
「…なに?」
「…局部を切断して…潰してきた。その後どうなったかは知らない。」
「…え」
無表情のおっさんの口からその言葉が出てきた瞬間
俺はゾッとした。
あまりにエグイ話。
想像しただけで吐気がする。
ちんこを切ってそれを潰すって…
確かあれだろ…?ちんこって切ったら その切られた部分がないと元に戻す手術もできないんだろ…?
べつにできなくてもいいけどさ…あんなやつ
でも…やる事エグすぎるだろ…
下手したら出血多量で死ぬし…
「ごめんね。どうしても許せなかった。」
「そ、そう…。」
「俺が怖いかい?」
「い、いや…べつに…」
「玲於の中に入るなんて許せなかった。しかもあんな…。だから止まらなくなってしまってね。嫌いになったかな?」
「す、好きだから…何言ってんだよ…」
「ごめんね、いいよ こんなことしてしまう奴 心から好きなんて思えるはずないから。」
「ば、ばっかじゃねぇの!?まじで好きだから!!だから…そんなこと…してほしくねぇんだよ…。おっさんが俺の事で手をよごしてほしくなんかねぇ…。
それに…そんなことばっかやってパクられたらどうすんだよ…おっさんに何年もまともに会えなくなるだろ…」
「……。どうしても…玲於のこととなると歯止めがきかなくなってしまうんだよ。やっちゃいけないと思っていても自分が制御できなくなる。」
「それが嫌だ…俺はおっさんと離れたくねぇからな…もう……もう2度とこんなことすんじゃねぇ!!俺に何があってもな!!」
「それは約束できない。」
「唯一おっさんの嫌いなところだ!!2度とすんな!!」
「もし玲於になにかあったときは自分でもどうなるかわからない。」
「おっさんは俺から離れたいのかよ?」
「離れたくない。」
「だったらすんな!!そのやりすぎるところ直せ!!」
「…………。」
「わかったな!!」
わかったのかわかってねぇのか…おっさんはずっと黙ってる。
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