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ピンポーン
いつものようにご飯の準備をしていたら家のチャイムが鳴った。
今揚げ物してるから手放せないや…。
「佐野!ごめん今手放せないから出てもらっていい?、」
「わかった!」
なにやら携帯で調べ物をしていた手を止めて佐野は玄関に出て行った。
「わっ、え??」
佐野ともう一人男の声が玄関の方から聞こえてくる。
誰かな?
「佐野、誰だった?」
「俺」
キッチンに現れたのは仏頂面の和也だった。
「和也?!なんで??」
「俺も綾都の家に泊まろうと思って。お泊り会しよ?」
「お、お泊まり会って…」
「佐野はいいよな?」
「それは七瀬が決めることだし」
したり顔の和也は俺に視線を向けてくる。
揚げている唐揚げと和也の顔を交互に見ながらどうしようと困る。
佐野は嫌がってる顔はしてないし。
「別にいいけど」
「よっしゃ!」
いつも泊まりたいって言ってもダメって強く言えるんだけど、佐野が泊まってるのに俺はダメなの?とか聞かれたら返す言葉がない。
しかたなく和也のお泊りに許可を出しました。
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