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仁さんの雇い主
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「そういえば、ある方って誰ですか?」
「んー?ある方は…ある方だよ」
「ふーん」
答えられないのか。
俺を攫うように指示した人を知りたかった。
さらわれるようなことした覚えも特にないし、もしあったとすれば…母さんに恨み持った人とか?
いやまさか、ドラマや漫画じゃないんだからね。
「それより暇じゃない?なんかする?」
「なんかって?」
「ん〜〜〜。セックス?」
「…やりません」
もろに言ってくるから思わず飲んでたリンゴジュースを吹き出してしまった。
ありえん。
「それくらいしかすることないよー?このホテルからは出られないしね?」
「え」
「部屋ではオレが見張ってて、この部屋の外にひとり、ホテルのフロントあたりに3人くらいいるからね。綾くん大物??」
仁さんだけかと思ってたらそんなに人がいたのか…。
一歩も外に出れないのはかなり厳しいかも。
だって監禁じゃん。
なにしようかな…
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