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遊園地
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「あーやーとーっ」
「あとちょっと待って!」
やってしまった…!
こんなことみんなに言えない!!
楽しみすぎてなかなか寝付けなかった上に寝坊したなんて!!
幸い用意は昨日のうちにしてたからそれを着て、身支度して家を出た。
和也が呆れたような、なぜか嬉しそうな顔をして俺を待っていた。
「な、なに」
「綾ちゃん可愛いなぁ」
「…早く行こう!」
「可愛いなぁ〜」
なんかむかつくけど放っておいて、急いで遊園地に向かった。
入場ゲート前で待ち合わせなんだけど、まだみんな来てないのかな?
「俺たち1番?」
「んー。あ、あそこ」
「あっ、いたっ」
ちょっと離れた場所にみんなすでに集合済み。
慌ててみんなのところに向かう。
「あ、七瀬たちきたよ」
「ごめん!遅れて」
「いいって。どーせ和也が寝坊したんだろ?」
「え」
「俺じゃねーよばーか」
答えた木瀬は、ニカッと笑いながら和也にちょっかいをかける。
「ごめん、昴、千尋」
「べつに」
「いいよーっ、それよりも早く行こうっ」
がみがみ言い合いしてる和也と木瀬を置いて、みんなで向かいました。
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