アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
されるがままに
-
男の僕に、イケメンな(しかも親友の憧れの)先輩が好きだと告白し、さらにはキスをしてきた。
(おかしい。色々おかしい・・・!)
ただでさえ、容量の小さい僕の頭はこの状況を
理解するのに精一杯になる。
とりあえず、言っておくけど。
というか、言わせてもらうけど!
僕はいくら女顔だとはいえ、僕は男で。
恋愛対象や、そういう感情を抱く相手は女の子で。
男はお断りなわけで。
そういう風に今まで1回も見たり思ったりした事はないわけで。
なのに、なのに・・・。
「ほら、ユキちゃん。口開けて」
「・・・んっ!」
僕は綾人さんを思いっきり睨んで唇を噛み締める。
そして、無駄だとはわかっても腕の中から逃げようと抵抗する。
しかし、逞しい腕は緩むどころか力がこもっていく。
「抵抗するんだ。・・・じゃあ、オレの好きにさせてもらう」
綾人さんはそういうと僕の顎を再び掴んで唇を重ね、シャツを捲ると僕のへその下に手を当てた。
「は、やっ・・・んんっ!」
口を開けてしまった瞬間、
綾人さんはすかさず舌を滑り込ませる。
ざらりとしたのが僕の舌に触れ、
綾人さんの長くて熱いのが口内で暴れる。
舌を絡めとり、歯茎をなぞり、唾液を混ぜ合わせる。
クチュ・・・ぴちゃっ、クチュ・・・
「ふっ、はっ・・・んっ!」
唾液のいやらしい音と、綾人さんのキスに
イヤでもビクビクと身体は反応してしまう。
呼吸が上手く出来ず、苦しくて視界がじわりと滲む。
頭も段々と回らなくなり、身体の力も抜ける。
綾人さんの唾液が流れ込んでくるが、
飲み込むことが出来ずに口の端から零れて顎を伝う。
音で、熱で、綾人さんにグジュグジュに犯されていく。
「っ・・・ユキちゃん、やっぱり甘い。
いくらでもイケそう」
銀の糸を引いて ゆっくり離れる綾人さんは妖しく微笑み、顎を伝う唾液を舌で掬い取る。
そして、へその下にあった手は僕の胸まで動いていた。
肩で呼吸をする僕の目の奥が熱くなる。
同じ男なのに、犯されて、
抵抗出来ずに好き勝手にされて・・・
夏目さんの時も、あの時もそうだった・・・。
自分の無力さに悔しさや悲しさがこみ上げる。
「最悪っ・・・」
「そういうわりには、声も甘かったし、顔も蕩けてた
けど?」
綾人さんは僕をソファーに押し倒し、耳元で囁く。
「ここだって・・・反応してる」
綾人さんに胸の飾りをキュッと摘まれる。
その瞬間、電流が走ったようなピリッとした痛みと快楽が襲う。
「ひっ・・・!」
「ユキちゃんって弱点多すぎない?
ほら、見て?固くたってきてる」
綾人さんは素早く僕のシャツのボタンを開けて、
タンクトップを上に捲る。
すると、それは存在を主張するようにいやらしく
ぷっくりと膨らんでいた。
女の子みたいな反応をする身体に困惑する。
「色白で柔らかくて、ここはピンク色って。
ユキちゃんの身体はエロいな」
綾人さんは胸の突起物にしゃぶりつき、
もう片方を指の腹で弄る。
「っ、うっ・・・あっ!」
「ユキちゃん、かわいい」
指や舌で押したり、転がしたり、強く吸ったりして僕の反応を伺う。
自分のものとは思えない高い声が熱い吐息と共に零れる。
堪えようと唇を噛み締めても、次から次に快楽の波が押し寄せてくる。
味わった事のない感覚と快楽に
自分の意志とは裏腹に身体は震える。
綾人さんは弄っていない方の手を、ゆっくり胸元からへそをなぞるように動かし、その手はとまることなくどんどんと下へいく。
「や、綾人さ・・・」
僕は綾人さんの手を止めようとする。
「イヤ?ここは素直だけど?」
しかし、綾人さんは布越しに僕のに触れた。
熱く固くなってしまった自分のを大きな手で包み込まれる。
「ひっ・・・うぁ・・・」
「もう濡れてるんじゃないの?」
ベルトの金具の音が聞こえる。
視界がぼんやりとして、熱い何かが頬を濡らす。
もう、イヤだ・・・。
「やめて、綾人さん・・・。お願い、ですから。
綾人さん、やだ。怖いっ・・・」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
19 / 63