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【番外編】質問コーナー! 優樹・鷹雅編
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鷹雅「皆さん、おはようございます。
お忘れの方がいらっしゃるかも知れないので自己紹介をさせていただきます。
優樹の従兄弟であり、優樹のバイト先 カフェ『メビウス』のオーナーの三城 鷹雅です。どうぞ宜しく」
優樹「爽やかな営業スマイルを浮かべてるけど、
それ僕にしか見えてないから!そして切ない!
って作者とか他の人は?」
鷹雅「今回は俺と2人っきりだけど・・・イヤ?」
優樹「そういう訳じゃないんだけど・・・2人っきりなの?」
鷹雅「うん。人数多いので地味に多いから、2回にわけてやるって。だから今は2人っきりだよ。
・・・優樹、表情硬いけど緊張してる?」
優樹「こういうの初めてだから少し。
鷹雅兄さんは慣れてる感じね!」
鷹雅「雑誌とかテレビとかの取材を受けた事があるから、それに比べればあまり緊張はしてないかな。
番組といえば、この前偶然見たローカル番組のカップルコーナーで・・・」
優樹「よ、よーし!それじゃあ早速質問に入ろう!」
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
鷹雅「質問は全部で5つあるので、一つずつ答えていきたいと思います」
────質問1。『身長を教えてください』
鷹雅「俺が最後に測った時が184センチだったけど・・・優樹は?」
優樹「・・・160。」
鷹雅「えっ、ミリ?」
優樹「普通に考えてセンチだよ!センチ!
1.6センチしかなかったらおかしいでしょ!?
喧嘩売ってるの!?」
鷹雅「大丈夫。例え大きくなってもゴツくなっても、優樹は優樹だし、優樹の事は山よりも高く海よりも深く愛せる自信はあるから。だから安心していいよ」
優樹「愛が重い!そして そんな自信いらない!」
────質問2。『何フェチですか?』
優樹「うーん・・・身長かな?
背が高いってだけでカッコイイし、憧れるよね」
鷹雅「なるほど。背が高い人か」
優樹「でも恋人にするなら背が低い人かな!
これから成長期に入ると思うから背は伸びるだろうけど、相手の事を考えるとヒール履いても僕を越すことがないぐらいの子がいいかも」
鷹雅「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
優樹「えっ、どうしたの?
なんか絶望感に満ちた顔してるけど。」
鷹雅「・・・優樹、25センチのヒールの靴を作るから今日から毎日履いてくれないか?」
優樹「無理に決まってるでしょ!?
校則に引っかかる以前にヒールの靴履くとか僕は女子か!というかそんな高いヒール履けないし事故るよ!
鷹雅兄さんは何フェチなの?」
鷹雅「優樹」
優樹「以外でっ!」
鷹雅「じゃあ、髪」
優樹「なるほど。理由は?」
鷹雅「頭撫でる時にサラサラだったり柔らかいと触り心地良さそうだなって。それに綺麗だとちゃんと手入れしてるんだなってつい目がいくんだよね」
優樹(・・・あれ?ことある事に『新作!』って色んな物をくれるけど、シャンプーやトリートメントをくれる率が高いのってもしかして意図的なもの!?)
────質問3。『弱点はどこですか?』
優樹「どういうこと!?自分の弱みを曝す人っていないと思うんだけど!?」
鷹雅「優樹は脇腹弱いよな。」
優樹「止めて、目が怖い。こっち来ないで」
鷹雅「敏感だからつつくと昔から面白いリアクションするよな。あ、耳も弱いんだっけ?」
優樹「だからこっち来ないでって・・・」
鷹雅「とか言って・・・本当はこうしてほしいんだろ?」
優樹「な、なんで僕相手にイケボで囁く!?」
鷹雅「顔真っ赤。林檎みたいで美味しそう。
でも食べるなら・・・そうだな。ここかな?」
優樹「っ!?(なんで唇 触ってくるの!?)」
鷹雅「優樹、可愛い。・・・好きだよ。」
優樹「って、近いわ!暑苦しいし くすぐったい!
それと男相手に口説くのは仕事上だけにして!」
鷹雅「逃げられちゃった。・・・あと少しだったのに」
優樹「何があと少しだよ!バカ!
男相手になんでエロい手や目付きするの!?」
鷹雅「悪かったって。イジメすぎてごめん。
お詫びに仕返していいよ。そんなに警戒しなくても、もう何もしないから」
優樹「いいの?じゃあ、遠慮なく。(唇はなんかハードル高いから、耳を・・・)」
鷹雅「・・・っん・・・!」
優樹「なんでエロい声出すの!?」
鷹雅「いや、なんかそういうの求めてられてる気がして。ちなみに俺の身体に弱い部分はないから。」
優樹「さっきのわざと!?僕、触った意味ないじゃん!じゃあ なんなの?」
鷹雅「優樹。ほら、惚れた弱みとかって言うでしょ?」
優樹「とりあえず僕の名前出しとけばいいやって思ってるでしょ!?」
────質問4。『好きな人や恋人に、
したい事やしてもらいたい事はありますか?』
優樹「ごめん。いた事ないからちょっとそういうのよくわからない」
鷹雅「真顔で寂しい事言うなよ。理想とかないの?」
優樹「ないわけじゃないけど。そうだなぁ・・・
『頼られたり、甘えられたい』かな。ほら、男だし。」
鷹雅「なるほどな」
優樹「鷹雅兄さんは?モテモテだし、彼女いた事あるからもうとっくの昔に全部叶えてそうだけど」
鷹雅「いやいや、俺だってあるよ。ほら、男だし?」
優樹「(なんでだろう。同じセリフなのに違う意味合いに聞こえる。)・・・一応聞いてみようか」
鷹雅「好きな人が出来たら触れたいし 繋がりたいって思うけど。・・・『ずっと一緒にいたい』かな」
優樹「・・・・・・・・・」
鷹雅「どうした?」
優樹「『繋がりたい』って言われた時 R18っぽい事を言われるんじゃないかってヒヤヒヤしたけど、案外普通でよかったなって」
鷹雅「優樹は俺をなんだと思ってるの。
俺は例えば指輪とか苗字とか、心だけじゃなくて目で見えるものでもって意味だよ」
優樹「ごめんね、鷹雅兄さん。勘違いしちゃって・・・」
鷹雅「だからね、優樹。今度 一緒に指輪買いに行こう?」
優樹「女性に宛てた女性用の指輪を女性と買いに行ってください。」
────質問5。『もしも、好きな人に好きな人がいたらどうしますか?』
優樹「え、何その状況、辛っ。」
鷹雅「さっきから他人事だけど、優樹も答えるんだからな?」
優樹「わ、わかってるよ!僕は複雑だけど、その人が幸せになれるなら応援するかな」
鷹雅「告白しないの?」
優樹「言って相手が困るならしない」
鷹雅「そうなんだ。俺は告白して、好きになってもらえるように努力するかな。」
優樹「へぇ、なんか意外。アッサリ引きそうなイメージあるのに」
鷹雅「仕事もそうだけど、自分から行動しないと欲しいものは手に入らないからね。嫌われたくないから慎重になるとは思うけど、想いを伝えないと意識してもらえないから。まずはそこからかな」
優樹(よかった。ようやく普通に会話が出来た)
鷹雅「だからちゃんと俺を見てほしいな」
優樹「? そうだね、頑張ってね!(なんでそこで僕を見てくるんだろう?)」
鷹雅(・・・これだけ鈍いと伝えてもなかなか伝わりそうにないけどな。)
────以上で質問は終わりです。お疲れ様でした。
優樹「やっと終わった!あー、疲れた。」
鷹雅「お疲れさま。優樹、この後って時間ある?」
優樹「あるけど、どうしたの?」
鷹雅「久しぶり優樹とゆっくりしたいなって」
優樹「僕でいいの?さっき質問答えた時 好きな人いるみたいだったけど、その人誘った方がいいんじゃない?」
鷹雅「大丈夫。それについては問題ないから」
優樹「ならいいんだけど。」
鷹雅「だから、俺とデートしよ?」
優樹「でっ!?・・・僕だから別にいいけど、そういうのは好きな人にだけ言わないと誤解されるから気を付けてね?」
鷹雅「・・・・・・・・・(分かってはいたけど、予想以上に手強いな)」
優樹「どうしたの?」
鷹雅「ちゃんと伝えないと伝わらないよなって思って。・・・優樹、好きだよ」
優樹「え?あ、ありがとう。
・・・って、だから そういうのは好きな人に・・・!」
鷹雅「じゃあ行こうか。」
優樹「人の話を最後まで聞けーーっ!!」
────第2回、質問コーナーへ続く。
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