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一目惚れ♡(*)
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「あれ、意外と片付けてある」
「荷物は早めに運んで、片付けといたんだ」
「へ~」
取り敢えず座ってもらうと、先輩はきょろきょろした後、ニヤリと笑った。
…それも作られたものだったが
「部屋を綺麗にはしてあるけど、エロ本とか、持ってんの? お前」
「持ってませんけど…」
「じゃあ、何をオカズにしてんだよ」
「これです」
「ひっ……」
俺が先輩に見せたのは、先輩の写真、何枚か。
由真にもらったものだ。
「…お前、一目惚れって今日じゃないのか?」
「初めて写真で見た時から、好き」
「どれ?」
「これ」
示したのは、合宿の写真。由真と肩を組んで笑っている写真。
「これで…」
「はい。でも、実物は写真以上で興奮しました」
そう言って顔を近づけると、先輩は顔を赤らめながら横を向いた。
「あんま、見るな」
「…お願い、してもいい?」
「何だ?」
「ディープキスさせて♡」
俺は、硬直する先輩のネクタイをつかむと、思いっきり引き寄せた。
「…んぅ……」
初めて体感する柔らかい感触。たまらない。
先輩、どんな顔をしてるんだろう。
「…っ!」
先輩のその表情は、驚くべきものだった。
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