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ついに、明日だ!
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「……そっか」
「……ごめんね」
「ううん。別にいいよ。分かんないもんはしょうがない。……じゃあさ、取り敢えず…俺に嫌われた、とか思うのやめよっか」
「…うん」
「俺は、先輩に拒否されようが先輩を愛しますから」
「拒否なんてしないよ…俺も、結生くんを、愛してるから」
そう言うと、結生くんはその大きな目を見開いた。
「結生くん? どうしたの?」
「…あ、いや…先輩に、そういう事言われたの初めてだから、びっくりした」
そう言われて、直接気持ちを言ったことが無かったことに気づいた。
「俺は結生くんが、好き。大好き。愛してる」
「〜~〜っ!分かったから! もう料理作ってください! お腹ペコペコ」
「分かった」
*****
「いただきます」
「どうぞ」
「……うんまい。うちのシェフのやつの何倍も旨いです」
「ありがと、結生くんは美味しそうに食べてくれるから作りがいがあるよ」
「一生メシ作り続けてくださいね♡」
「……今更だけどさ、結生くんって、名門榊家の三男なわけだけど、婚約者とかいないの?」
「いるわけないじゃないですか。次男の由真もあんなんだし」
「…ならいいんだけど」
「うちは長男すらちゃんと結婚して子孫残せばいいって考えなんです。他の2人は自由にしろ。みたいな。由真と悠也さんも、父に挨拶してますし…俺達もそのうち行きましょう」
「偏見はない方なんだね」
「ないと言うか…むしろ大好きなんですね。子供の頃から、適当な女を手に入れるぐらいなら、極上の男を手に入れろ。そしてあわよくばセックスを俺に見せなさいって言われてきたし」
何、その教育怖い!!
「凄いお父さんだね」
「いえ。兄と、父と、母に」
…本気で榊家が心配になってきた。
ドS兄弟に、男同士の恋愛が大好きな家族…
「……由真たちも見せたり、したのかな?」
「なんか、ラブホみたいな部屋を用意されて、めっちゃ見られながら…何回もやらされたそうですよ」
「…………」
「先輩は興奮するシュチュエーションなんでしょうけど」
何故バレたし。
「先輩はM気質だから、調教部屋みたいなの用意されるかもですね」
「………」
「先輩、ホント変態ですね。そういう所も好きですが」
だから、なんでバレた。
「まあ、そのうちそうなるので、楽しみにしといてください」
「分かった」
*****
その日は結生くんはご飯を食べたら、帰ってしまった。
今日寝て、目が覚めたら、結生くんに、抱かれるんだ。
何をしてくれるだろうか。
普段の優しい結生くんにあまーく、トロトロにされながら抱かれたい気もするし…
狼みたいな結生くんに、食べられるように激しく抱かれたいし…
ドSな結生くんに焦らされながら…痛めつけられながら抱かれたいし…
もう、とにかく腰が砕けるまで突き上げて欲しい。
結生くんの、恐らく見た目に似合わずかなり大きいそれを、はやく味わいたい。
とか色々考えてたけど、
……結果としては、我慢しまくった結生くんが、暴走して、俺は二日間かけて抱かれまくることになる。
……煽りまくったことを後悔しました。
はい。
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