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男or女(*)
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「いただきます」
「ん……」
先輩の男とは思えないほど細くて綺麗な足に舌を這わせると、色っぽい息を吐いた。
しかし、俺は女顔で背も低いのは自覚しているが、先輩は中性的で背もまあまあで俺よりは男っぽいくせに、所々が女らしい。
指も細くて綺麗。
足もまあ、筋肉はある程度ついてるが、女の子のそれのよう。
肌もきめ細やかですべすべ。
声もそれほど低くない。
顔の骨格も中性的と称するのがぴったりな綺麗な形。
肩幅も男の割には狭い。
まあ、あと色気がすごい。
いつもの作り笑いでもブワッと色気が舞うが、最近はたまに見せてくれるようになった本物と思しき笑顔は、性別や種族関係なしに魅了されるレベルだ。
そこら辺の女優やモデルより綺麗だ。
そんな人が女装して色っぽい息を吐き出してると、
「なんか、ホントに女の子みたい」
「そう…」
「……可愛いね」
「結生くんは、やっぱり俺が女だったらいいとか思う?」
「んー? 考えたことないなぁ。この人女っぽいなぁとか、女装させてめちゃくちゃにしたいとかは思うけど、そこには男の遥人先輩をっていう前提が存在するわけだし…」
「うん」
「それに、俺、先輩が女の子で、もしこういう関係になれても、ここまで愛せなかったと思うよ」
「どういうこと?」
「まあ、直感?」
「そっか……」
「さて、再びいただきますね」
「…は……んっ……」
写真を撮ると、先輩は恥ずかしいのか、より感じるようになる。
恥ずかしくて感じるとか、やっぱこの人すごいわ。
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