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※素直
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「帰らないで……。今すぐ、後藤くんに抱かれたい。…駄目かな」
本当は多分、はじめからそのつもりだった。シャワーを浴びる前、部屋に来ると言われた時から…この瞬間を期待していた。
「あんまりがっつくと、呆れられるんじゃないかと思ったけど、オレだって本当は…。秋月先生のシャンプーの匂いとか、それでなくても……先生とセックスしてから、またここに…ぶち込むことしか考えられない。秋月先生の、顔見ただけでチンコ勃つから、めちゃくちゃ困った…」
「ぁ、あっ…!はぁ……」
尻を指でなぞられて、秋月の身体にスイッチが入る。早く後藤に抱かれたくて、自分の芯が疼いている。
寝室まで案内し、お互いに服を脱ぐと、後藤の視線は一点に集中した。
「…なっ……Tバック、エロすぎだよ。ケツが丸見えじゃん…。そんなにオレに、エッチなところを見てほしいの?」
薄いブルーのTバック。妄想の中の秋月よりも、よほど現実の秋月の方が刺激が強い。
「は、恥ずかしいけど…。後藤くんに、喜んでもらいたかったから……」
丸見えの尻に加え、勃起したペニスは薄い生地の為に、先走りで濡れているのが一目瞭然。はみ出すように盛り上がり、主張して秋月の興奮を示している。
「やぁ、そんな風に引っ張っちゃ…!あ、ぅう…」
もじもじと尻を震わせる秋月に、理性が一瞬で消えてしまう。お年頃の健全な高校生を、煽る秋月が悪い。後藤はそんな風に思った。
「チンポ濡れ濡れで、はみ出してるし…。ごめん先生、オレ今日っ…我慢できない。いきなり挿れていい?着けたまま、バックで奥まで…!」
返事も待てずに、後藤はゆっくりと腰を埋める。想像以上に気持ちが良すぎて、たまらなくなる。
「ひゃあぁっ!ぁ…入ってくるっ……。アンッ…!アァン!!」
待ち望んだものを与えられ、秋月の身体は抵抗どころか、もっと深く繋がりたいと後藤のペニスを包み込んでくる。
「やば…。オレが来るまでオナニーしてたの?先生の中トロトロで、気持ち良すぎて変になりそ。気持ちいい、センセ……オレの…先生っ!」
「してなっ…!……あっ、あんっ、…はぁっ、あっぁ……!」
恥じらうように赤く染まる、秋月の頬。可愛くて、煽情的で、独占欲が沸き上がる。
「も、すぐイキそうだから…!手加減して。オレ、もっといっぱいヌプヌプしたい…」
「勝手に、後藤くんのに反応しちゃうの…。いっぱいヌプヌプしてっ…ずっとこうしてて…!……後藤くんのいいのっ、すごく感じるよぉ…アァン!」
細い身体を思う存分抱き締めながら、舌を絡める。汗と愛欲に濡れた表情が、蕩けそうな目を自分だけに向けていることに、後藤は満足感を感じた。
「…セックスの時は、めちゃくちゃ素直だよな。秋月先生って。可愛すぎ」
もっと、ずっと見ていたい。自分だけに見せてくれる素直な本音を、いっぱい感じていたい。
「…アッ……や、やぁっ!前も弄られたら…あ、イク…来ちゃうの……!!イッちゃう、やだぁっ…イイッ!ああああっ、イクイクッ…!!イクぅ!」
嬌声を抑えようとはせず、本能のまま快楽に委ねる秋月がいとおしい。自分の身体でこんなにも気持ち良くなっている、そんな風に考えるとたまらない気持ちになる。
「あ、気持ちいい…!先生!!センセッ!」
「やぁあ…イッてるの……突いちゃらめっ、おかしくなるっ!イイのっ、気持ちいいのっ…!!」
「えっろすぎ…。腰止まんなくなる、その声何なの。隣に聞こえちゃうよ?生徒にチンポ挿れられて、アンアン喘いでる先生の声。丸聞こえ」
後藤は元々、秋月の声に色気があると思っていた。おかげさまで、授業内容があまり耳に入ってこない。クラスメイトの何人かが、単に怒る時の声が好きだから秋月をからかっているのも知っている。
「このマンションっ、防音だから…だい、じょぶ……。いっぱいグチュグチュしてっ、後藤くんのチンポでめちゃくちゃにして!」
楽器をやっているわけでも、ペットを飼っているわけでもないのに。まさかセックスの為に?…いや、そんなわけはないだろう、さすがに…。後藤の疑問は、激しい律動の中に消えていく。もっとも、実はまさにその為だけの住居選びで正解なのだけれど。
防音、風呂の広さに、大きなベッドが置けること。その三点が、秋月の部屋選びの決め手である。もちろん、ベッドの寝心地も大切な要素だ。
「先生、秋月先生…!!」
「ひぁっ…!そこやだぁ……!!やぁ、駄目駄目っ……また来ちゃうよぉ…!あ、あ、あ…気持ちいいの出ちゃうっ……イッちゃう!やだあぁ…!!アンッ!アッ!!」
「オレも…イキそっ……秋月先生!」
「来て…出してっ!後藤くんの全部が欲しいのっ」
オレの人生、全部あげるよ。…なんて、重すぎるだろうか?
言葉にはならない想いが誓いになって、いとしさが増していく。今のこの想いは永遠に変わらないと、断言できるほど好きだと思う。
「っ……ぁあ…!めちゃくちゃ出るっ…」
ペニスがドクドクと脈打ち、自覚できるくらい大量の精液に、震えるイキっ放しの細い身体が懸命に応えてくれる。
「あ、やぁ…!後藤くんのっ…せーえき、止まんないっ!アァン…すごい…….あ、あ…!まだ出てるよぉ…。後藤くん、後藤くんっ…だいすき……」
幸せで恍惚とした秋月の声を聴きながら、後藤はにやける顔を隠すように、抱きしめる腕に力を込めた。
***
後藤の目が覚めた時、自分に巻きついた身体が気配に気がついて顔を上げた。視線がぶつかると、暗がりでも、秋月の表情が恥ずかしそうに赤くなるのがわかる。
「せんせ…?」
「あっ、えっと…。後藤くんの寝顔見てたら、ギュッてしたくなって」
自分で言って更に恥ずかしくなった秋月は、後藤の胸にぴたっと収まり照れたようにへへへ、と笑った。その全部が可愛い、以外に何も感想が浮かばなくなって、後藤はまるでバカップルみたいだとくすぐったい気持ちになる。
「はい。ぎゅーっ」
「ふふふ…」
離したくない。こんなことで、喜んでくれる秋月が嬉しくて、もっと喜ばせてあげたくなる。
「オレ、素直な先生も、恥ずかしくて素直じゃない先生も、どっちも可愛くて好きだよ」
「僕のこと…あんまり、甘やかさないで」
囁くようなお願いは却下することにして、その代わりに、愛してるよと返事をした。
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