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本当はしたいこと 10歩 side 侑李
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俺に抱えられたまま眠った柚月をまたベッドに寝かせた。
「スーッ…スーッ…」
ベッドに腰掛けながら、柚月の頭を撫でる。
何がこいつをそうさせているのだろうか。
"死にたい"と言ったり、触られたりするのを嫌ったり、本当に原因が何なのか分からない。
酔うとベタベタ触ってきたり、甘えてきたりするのは普段から我慢しているからなんだろう。
せめて自分にだけでもそうして欲しいもんだが。
そう思うのは多分、恋心のせい。
いつの間にか好きになってしまったらしい。
年下で同性の柚月に。
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