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好きなチョコレート 01歩
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雨の音で目が覚めた。
時間を確認すると、朝の7時だった。
何時に寝たか知らないから、よく眠れたのかそうではないのかは分からない。
二日酔いで頭は痛くないし、記憶も飛んでいない。
相変わらず、僕はベッドに寝て、楢崎さんはリビングのソファーで寝ている。
昨日約束していた朝ご飯を作るために、キッチンへ向かった。
リビングとキッチンの間には扉などの仕切りがないから、キッチンの電気をつけると眩しさで楢崎さんが起きてしまう。
そう思ったけど、ただでさえ雨で暗いんだから、つけないといけなかったから、キッチンの小さいライトをつけた。
キッチンを自由に使っていいと言われていたから、遠慮なく冷蔵庫を開けると、卵やウインナー、レタスが入っていた。
次に冷凍庫を開けると、ラップに包まれたご飯や肉、冷凍食品が入っていた。
楢崎さんは二日酔いしないタイプだと言っていたし、僕もしてないから、ガッツリでいいよね。
そう思って、卵、ベーコン、レタス、冷凍のご飯を取り出した。
また、戸棚を見てみると乾燥のわかめなどスープに使えそうなものがあったから、それらも取り出した。
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