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甘えたな時もある 11歩 * +お知らせ
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しばらくしてようやく侑李さんが満足するほど解れた所で、やっと入れてもらえた。
体勢はそのまま対面座位で。
「はぁ…どうだ?きつくないか?」
「ふっかい…。けど、いつもより、きつくない…」
「よかった」
「でも、まだ、うごかないで…。しばらく、このまま、いたいの…」
早く動いてほしいと思うけど、それ以上にこの繋がっている状態を感じていたいと思う。
僕は離れないようにギュッと抱きついた。
侑李さんは僕よりはるかに大きいから、対面座位で僕が上に乗って漸く顔が同じ位置にくる。
「本当に可愛いな」
「はぁ…ふふ。侑李さん温かい」
裸でくっ付いているから、直で侑李さんの温もりが伝わってきて、心地がいい。
「お前の中も温かいよ」
「あ…ゆうり、さん、おやじっぽい…」
「何だとっ」
「あんっ。…おとなげ、ないぞー」
侑李さんが“おやじ”に反応して、大人気なく突いてきた。
「俺はまだ若い」
「え…なんさい…?」
「26」
「はじめてしった…」
そんなに上とも近いとも言い難い。
微妙な年の差に微妙な表情をしていると、侑李さんが僕の腰を掴んだ。
「俺は若い。じゃあ、動くからな」
「ふふ。おとなげ、なーい。うごいて、ください」
僕の返事を聞くと侑李さんは「ふっ」と笑って動き始めた。
侑李さんはそれはもう若さを見せつけるかのように激しかった。
本当に大人気ない。
気持ちよかったけど…。
僕も侑李さんも大学、仕事があるのに、明け方までやっていた。
おかげで僕は動けなくて、お昼まで寝て大学に行った。
一方、侑李さんは二時間しか寝ていないのに、元気に出勤して行った。
もうしかしたら甘えたり、「おやじ」と揶揄するのは平日には控えたほうがいいのかもしれないと思った。
一つ学んだ一日だった。
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お知らせです。
新作『一人の世界と、帰る場所』を公開しました。
放浪癖の受けが攻めを振り回す話です。
のんびり更新していきます。
よろしくお願いします(´ω`*)
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