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僕の誕生日 02歩
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20時ぴったりに侑李さんに起こされご飯を食べて時間までのんびりして侑李さんと家を出た。
「柚月の食欲戻ったよな」
えらい、と頭を撫でられて嬉しい。
「そうだね。おかげで体重も増えちゃった」
最近ようやく食欲が戻って普通に食べられるようになった。
そしてストンと落ちた体重は元に戻った。
別に戻らなくても良かったのにね。
プニプニ卒業して、ガリガリになりたい。
普通の体型だけどお腹のプニプニが気になる。
僕はお腹を横腹に手を当てて、お腹を見つめた。
すると侑李さんが僕の横腹を摘んできた。
「ひゃ…っ!いきなり何!」
「お前はそのままがいいよ。気持ちいい。触ってて癒される」
プニプニと揉む侑李さんと揉まれている僕の姿は周りから見ると、セクハラしてる人とされてる人のように見えそう。
変な人から変態になるつもりなのだろうか。
「癒されない!だからガリガリになって格好よくなるの」
「俺のためにそのままでいてほしい。どんなお前でも可愛いに変わりはないけどな」
お前の触り心地は癒されるんだ、と侑李さんは僕の頭を撫でた。
「えー。変なの。あ、もう着いちゃった」
いつの間にかバイト先に着いてしまった。
誰かと話しながら行くから、いつもあっという間に感じる。
「本当だな。じゃあ、頑張れよ」
「うん。ありがとう。いってきまーす」
ちゅ、とキスをして店内へ入った。
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