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【番外編】ゆづくんといっしょ 10歩
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21時になり、夕飯を食べてから一緒に写真を撮ったり遊んだりしていたらミニ侑李さんがウトウトし始めたから寝ることにした。
「侑李さん眠いなら寝ようね」
「んー…柚月も寝るぞ…」
え?柚月?それにその口調…。
今のって26歳の侑李さん?
驚いてミニ侑李さんを見ると既に眠ってしまっていて、寝顔も子供のままだった。
とりあえず子供の寝顔の侑李さんの写真を撮った。
「早く…戻らないかな」
やっぱりいくら侑李さんでも、変な人で変態で優しくてココアを作ってくれる格好いい侑李さんがいい。
そんな侑李さんを好きになったんだから…元の侑李さんがいい。
弟みたいに甘やかすのもいいけど、やっぱり僕は侑李さんに甘やかされる方がいい。
「侑李さんの馬鹿…」
目の前の柔らかそうな頬をツンツンと突くと、ミニ侑李さんは「ふぐじゃないの…」と口を尖らせながらよく分からないことを呟いて、再び静かになった。
何がフグなんですか!
あなたはフグではなくて、変な人です!
しかも今はただのショタです!
分かってますか?!
「………はあ」
なんか馬鹿らしくなってきた。
考えてもどうにもならないし、僕も寝ようかな…。洗濯物は起きてからしよう…。
ミニ侑李さんを正面から抱き締め、僕も眠りについた。
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