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【番外編】ゆづくんといっしょ 13歩
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ベッドから出て、一緒に顔を洗って、一緒に朝ご飯を作ることにした。
作ると言っても、僕が目玉焼きとウインナーを焼いて、ミニ侑李さんにそれを皿に盛り付けてもらうだけ。
僕はあまり食べないし、ミニ侑李さんも普段より食べないだろうから、二人で侑李さんが食べる量より少しだけ多い量を作る。
「ウインナーは、たこさんがいい!おかあさんがね、いつもそうしてくれたの」
「うん、いいよ」
「わーい!ゆづくんすきぃー!」
「僕も好きだよ」
ミニ侑李さんはたこさんウインナーでこんなに喜ぶんだね。
小さい子がそうなのかな…?
分からないけど。
「ふふ。ゆづくんと、おりょうり、たのしいね!」
「そうだね。元に戻ったらまた一緒にする?」
「する!」
「うん、しようね。はい、たこさんウインナー焼けたよ」
そう言って別の皿にそれを入れると、ミニ侑李さんは「たこさんー!」とニコニコしながら皿に盛り付けていた。
全て作り、盛り付けも終え、ご飯も温めたところでようやく朝ご飯の時間。
「ゆづくんの、おりょうりおいしい!」
「本当?よかった」
二人で作るご飯も美味しい。
普段侑李さんが作ってくれるご飯も美味しいけどね。
何か二人で作った!って感じで更に美味しく感じる。
「たこさんたべちゃうの!はーむ」
食べちゃった!と嬉しそうに笑うミニ侑李さんに僕の分を口まで持っていくと「あーん」と食べた。
あーんってしたことないけど、何かいいね。
あと、ミニ侑李さん可愛い。
今度侑李さんにもたこさんウインナー作ってみようかな。
どんな反応するんだろう。
「ゆづくんのたこさんもたべちゃった!」
「食べちゃったねえ。美味しかった?」
「おいしかった!ごちそーさまでした!」
「それはよかった。ごちそうさまでした」
そして食べた食器を流しに持って行き、水につける。
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